ボーディングスクールはドイツで始まった学校のシステムで、寄宿生学校で寮生活を送りながら、自立した人間に成長させることを究極の目標にしています。ボーディングスクールはドイツで始まり、イギリスに多くあります。その他、アメリカ、カナダ、オーストラリア、スイスなど欧米の国々に多くあり、王侯貴族の子息や、政治経済界の有力者の子息などが多く通っています。それは、将来社会に出る前に、すでにその人脈を築き上げさせてあげたいという親の願いもあって、そういう学校を選ぶようです。

スイスのボーディングスクールは国際色豊かで、海外からの留学生が多く通っています。ボーディングスクールは男子校が多いですが、女子校や共学校もあります。特定のスポーツに強い学校、芸術や音楽分野に力を入れている学校、学習障害児を受け入れている学校など様々です。日本から留学するには、出願書類、成績証明書、英語力証明書、過去の課外活動実績、将来の夢、家族の留学への考え方などを提出しています。

入学選考で面接を実施しているところも多くあります。面接では学生の資質、能力、学生が学校にマッチしているのかを多角的に判断しています。あるスイスのボーデイングスクールの学校では、朝8時から15時30分まで授業が行われ、16時から18時までスポーツ、アートタイムが2時間あります。その学校は21時から23時30分の間に就寝となっています。

学校によってタイムスケジュールに違いはありますが、授業時間と、スポーツ、アートタイムの時間割は大体似通ったところがあります。